■NY金先物 安値:1,244.60ドル 高値:1,290.40ドル 終値:1,252.90ドル 前週末比(騰落率):-1.56% ■軟調、米国金利の先高感の強まりを反映 軟調。
週半ばにかけて下落する展開になった。
週前半は底堅い動きとなったものの、その後は、米連邦公開市場委員会議事要旨などを受けて、米国の6月利上げ観測が急浮上、米国金利の先高感から、代替資産となる金からは資金が逃避する状況になった。
■下値模索の公算、米国6月利上げを織り込む動きに 想定レンジ:1,220.00~1,260.00ドル 下値模索の公算が大きいと考える。
米当局者の発言からは、米国6月利上げ実施の可能性は高まる状況にあり、今週は早期利上げを一段と落ち込む動きが強まるとみられる。
新興国通貨とともに金も売り対象と位置づけられる公算が大きいだろう。