テキサス州に本社を置くこの会社はアメリカの10州で116のビットコインATMのネットワークを保持
テキサスに拠点を置くビットコインのATMネットワークであるCoinsourceはフェニックスの大都市圏に機械を新たに5個設置し、アリゾナ州へ初めての進出を達成した。
CoinsourceのCEO兼共同創設者のSheffieldClark(シェフィールド・クラーク)氏は「私たちは、アメリカで地理的に最大規模の大都市圏であり、人口が5番目に大きいフェニックスへと進出することをとても楽しみにしている。
我々は単に市場に存在するニーズを扱っただけである。
現在、現金かクレジットカードを使っているが、ビットコインを使う必要がある、もしくは、それを使いたい人々へ、更なる選択肢を提供することを誇りに思っている。
更に、我々はブロックチェーンのテクノロジーが進んでいるこの州でビジネスを行うことにも誇りを感じる。
今年の三月に、アリゾナ州知事のDougDucey氏がブロックチェーン・シグネチャーとスマートコントラクトを州法として容認する議案に署名した。
」
米国での拡大に注力し、Coinsourceは四半期毎にATMの設置が盛んにおこなわれていることをグラフを用いて報告した。
2017年の第一四半期、この企業は34の機械を設置し、第二四半期、16の機械を設置したことで、上半期のみで合計50の機械が設置された。
「Coinsourceは多忙な3か月を過ごした。
我々はいくつかの採用を実施し、チームの人数を20へと増加させた。
とても重大な海外事業を発表する直前の段階まで来ている。
第三四半期は我々にとって今までで最大のものとなるだろう。
更なるATMの導入を計画中であり、更なるチームメンバーが加入し、そして更なる州へと参入することになるだろう」とClark氏は語った。
アリゾナ州の参入と同時に、Coinsourceは2つのATMをロサンゼルスとラスベガスに設置した。
現在、彼らは10の州に設置した116のATMからなるネットワークを所有している。
(出典:FinanceMagnates)
■エムトレの視点
外貨両替機は日本でも少しずつ浸透し始めてきている。
犯罪の観点からなかなか導入が進まない国も多い。
BitcoinのATMについてはアメリカや中国が先行しているように感じるが、まだまだその需要が少ないのも現状だろう。
今後更なるBitcoinの需要の高まりがあればCoinsourceのプレゼンスも高まってくるだろう。
【ニュース提供・エムトレ】