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今週の【JASDAQ市場】8月8~12日『好決算銘柄やテーマ株を物色』

発行済 2016-08-14 19:42
更新済 2016-08-14 20:00
今週の【JASDAQ市場】8月8~12日『好決算銘柄やテーマ株を物色』


【買い先行も大型株優位で伸び悩む、好決算のチャームケアはストップ高】8日(月)

■概況■2451.85、+3.94
8日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が反発、J-Stock Indexが続落、JASDAQ-TOP20が小反落となった値上がり:290銘柄、値下がり:273銘柄、変わらず:68銘柄JASDAQ平均は米7月雇用統計を受けた米国株の上昇や日経平均の反発スタートに連れて買いが先行したが、25日線に上値を抑えられる形となった引き続き日本銀行による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑から大型株優位の相場展開で、JASDAQ銘柄を含む中小型株の伸びは相対的に低調だった


◆注目銘柄◆
第1四半期決算を受けて前週から人気化している極楽湯がJASDAQ売買代金トップで続伸7月既存店売上高がポジティブ視されたセリア
や、セプテーニHD、シンバイオ製薬、タツモなどが上昇したアイビーは連日のストップ高比例配分で、今期の大幅増益見通しを受けてチャームケアもストップ高比例配分となったまた、ジシステム、タカギセイコー、ガーラは10%超上昇した一方、マクドナルド、クルーズ、シノケンG、ハーモニック、ドーンなどが下落第1四半期決算がネガティブ視されたヒビノはストップ安まで売られ、ライセンス契約終了を発表したカルナバイオはストップ安比例配分また、業績予想を下方修正したトレイダーズなどが10%超の下落となった


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【引けにかけて上げ幅広げる、好決算銘柄やテーマ株を物色】9日(火)

■概況■2458.31、+6.46
9日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が続伸でJ-Stock Indexは反発、JASDAQ-TOP20は続落となった値上がり:325銘柄、値下がり:236銘柄、変わらず:79銘柄JASDAQ平均は安寄り後に切り返し、引けにかけて上げ幅を広げる展開となった日経平均が想定以上に底堅い動きを見せる中、本日は任天堂の上昇なども目立ち、個人投資家主体のテーマ物色なども活発化する流れとなったようだ


◆注目銘柄◆
子会社がヤフーと業務提携のアストマックスが急伸極楽湯、チャームケアは引き続き決算内容が好感されて大幅続伸ヒューマンは業績観測報道が好感され、シノケンGやユニマットRCも上振れ決算や上方修正が好感されて大幅に上昇半面、カルナバイオはヤンセン社との契約終了を受けた売りが続き大幅続落アイビーは過熱感から急反落ガーラは大幅反落で、ドーンは大幅続落JASDAQ-TOP20では、メイコー、ハーモニック、マクドナルドなどがしっかり一方、SOMPOケア、インフォコムがさえない


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【方向感乏しくもみ合い、決算発表銘柄などに関心集まる】10日(水)

■概況■2458.23、-0.08
10日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が反落、J-Stock Indexは続伸で、JASDAQ-TOP20は反発となった値上がり:299銘柄、値下がり:248銘柄、変わらず:87銘柄JASDAQ平均は朝方の売り先行後は下げ渋り、後場は前日終値を挟んでのもみ合いに終始した日経平均が後場中頃から伸び悩むなど全体相場に方向感が定まらない中、祝日を控えての換金売り圧力などにも押される形となった


◆注目銘柄◆
表示制御用LSIが独車クラスタ純正品で採用と伝わったザインがストップ高エン・ジャパン、ユニバーサルは4-6月期の好決算が評価材料視されるアーバネットも決算内容が好感されるアストマックス、ヒューマンは連日の急伸で、アイビーは急反発半面、新報国鉄は大幅増益決算も市場の期待値には達せず出尽し感強まる極楽湯は過熱感から利食い売りが優勢にレーサムは第1四半期の大幅減益決算が嫌気されるJASDAQ-TOP20では、ザインのほか、メイコー、セリア
などがしっかり一方、マクドナルド、ユビキタスがさえない


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【引けにかけて上げ幅広げる、大型株からの資金シフトの兆しも】12日(金)

■概況■2465.47、+7.24
12日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が反発で、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20は続伸となった値上がり:311銘柄、値下がり:242銘柄、変わらず:91銘柄JASDAQ平均は朝方の売り一巡後に切り返し、その後も大引けにかけて上げ幅を広げる展開になった日経平均が堅調な動きで買い安心感が強い中、値動きの鈍い主力大型株から、中小型株への資金シフトもみられつつあるようだ


◆注目銘柄◆
北川精機がCFRTPシート材の成形可能な真空プレス装置開発で急騰平田機工は4-6月期の大幅増益決算で、タツモ12月期通期業績の一転増益見通しでそれぞれ急伸UTグループも4-6月期の大幅増益や上期予想の上方修正を好感で大幅高アストマックスは連日の急伸半面、日本アイエスケは4-6月業績の減速感で売り優勢にメイコーも第1四半期経常赤字幅拡大が嫌気される極楽湯は引き続き利食い売りが優勢にJASDAQ-TOP20では、フェローテック、ハーモニック、クルーズなどがしっかり一方、メイコーのほか、ザイン、田中化研がさえない


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