■NY株式:ダウは75ドル安、IMFの方針がギリシャのデフォルト懸念強める
NYダウ ナスダック
終値 :17890.36 終値 :5112.19
前日比:-75.71 前日比:-10.22
始値 :17977.11 始値 :5139.48
高値 :18036.10 高値 :5141.71
安値 :17890.36 安値 :5102.16
25日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は75.71ドル安の17890.36、ナスダックは10.22ポイント安の5112.19で取引を終了した。
5月個人支出が2009年8月以来の堅調な伸びを示したほか、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことが好感され、買いが先行した。
しかし、ユーロ圏財務相会合がギリシャと債権団の合意がないまま閉会。
国際通貨基金(IMF)が、金融支援交渉の進捗状況に関わらず債務返済期限を伸ばすことはないと述べたことで、デフォルト(債務不履行)懸念が強まり、下げに転じた。
セクター別では、ヘルスケア機器・サービスやメディアが上昇する一方でエネルギーや不動産が下落した。
連邦最高裁判所が、低所得者の医療保険加入に対する補助金支給は合法との判決を下したことで、医療保険のヒューマナ(HUM)やユニバーサル・ヘルス・サービス(UHS)などの医療施設運営会社が急騰。
エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は、年間配当を15%引き上げるほか配当を年2回実施すると発表し、買われた。
一方で、家庭用品小売のベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)は、昨日発表された決算内容が嫌気され下落。
動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け軟調推移。
スポーツ用品のナイキ(NKE)はマーケット終了後に3-5月期決算を発表、一株利益、売 上高ともに予想を上ぶれた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は123円60銭、ユーログループ会合が合意なく終了に失望 25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円76銭まで上昇後、123円44銭へ反落し、123円60銭で引けた。
米国の5月個人支出が2009年8月来の大幅な伸びを記録したことを好感し、一時ドル買いが優勢となった。
しかし、その後は、「ユーログループ会合が合意なく終了」との報道を嫌気し、リスク回避の円買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.1217ドルから1.1179ドルへ下落し、1.1200ドルで引けた。
ショイブレ独財務相の発言「協議は前進するどころか後退」、ユーログループ会合が合意なく終了したことを受けた失望感からユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、138円61銭から138円18銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.5716ドルから1.5770ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9399フランから0.9342フランへ下落した。
■NY原油:続落で59.70ドル、ギリシャ懸念やイラン核協議絡みの思惑で売り NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:59.70↓0.57)。
60.12ドルから59.43ドルまで下落した。
この日ギリシャ支援協議でユーロ圏財務相会合が再開されたが、また合意見送りとなり、欧州景気への重石になることによる需要後退懸念、あるいは、ユーロ安・ドル高による割高感から、売りが優勢になった。
また、イラン核協議の最終合意期限(30日)に絡む思惑も売りにつながった。
イランはこれまで、合意により制裁が解除になれば、原油生産量を拡大すると表明しており、今後、世界的な過剰感がさらに増すとの警戒も根強いもよう。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.37ドル -0.125ドル(-0.71%) モルガン・スタンレー(MS) 39.23ドル -0.415ドル(-1.05%) ゴールドマン・サックス(GS)212.73ドル -1.700ドル(-0.79%) インテル(INTC) 32.00ドル +0.085ドル(+0.27%) アップル(AAPL) 127.50ドル -0.610ドル(-0.48%) グーグル(GOOG) 535.23ドル -2.610ドル(-0.49%) フェイスブック(FB) 87.98ドル -0.880ドル(-0.99%) キャタピラー(CAT) 86.72ドル -1.450ドル(-1.69%) アルコア(AA) 11.58ドル -0.165ドル(-1.41%) ウォルマート(WMT) 71.86ドル -0.520ドル(-0.72%) スプリント(S) 4.63ドル +0.010ドル(+0.22%)
ダウ平均は75.71ドル安の17890.36、ナスダックは10.22ポイント安の5112.19で取引を終了した。
5月個人支出が2009年8月以来の堅調な伸びを示したほか、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことが好感され、買いが先行した。
しかし、ユーロ圏財務相会合がギリシャと債権団の合意がないまま閉会。
国際通貨基金(IMF)が、金融支援交渉の進捗状況に関わらず債務返済期限を伸ばすことはないと述べたことで、デフォルト(債務不履行)懸念が強まり、下げに転じた。
セクター別では、ヘルスケア機器・サービスやメディアが上昇する一方でエネルギーや不動産が下落した。
連邦最高裁判所が、低所得者の医療保険加入に対する補助金支給は合法との判決を下したことで、医療保険のヒューマナ(HUM)やユニバーサル・ヘルス・サービス(UHS)などの医療施設運営会社が急騰。
エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は、年間配当を15%引き上げるほか配当を年2回実施すると発表し、買われた。
一方で、家庭用品小売のベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)は、昨日発表された決算内容が嫌気され下落。
動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け軟調推移。
スポーツ用品のナイキ(NKE)はマーケット終了後に3-5月期決算を発表、一株利益、売 上高ともに予想を上ぶれた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は123円60銭、ユーログループ会合が合意なく終了に失望 25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円76銭まで上昇後、123円44銭へ反落し、123円60銭で引けた。
米国の5月個人支出が2009年8月来の大幅な伸びを記録したことを好感し、一時ドル買いが優勢となった。
しかし、その後は、「ユーログループ会合が合意なく終了」との報道を嫌気し、リスク回避の円買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.1217ドルから1.1179ドルへ下落し、1.1200ドルで引けた。
ショイブレ独財務相の発言「協議は前進するどころか後退」、ユーログループ会合が合意なく終了したことを受けた失望感からユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、138円61銭から138円18銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.5716ドルから1.5770ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9399フランから0.9342フランへ下落した。
■NY原油:続落で59.70ドル、ギリシャ懸念やイラン核協議絡みの思惑で売り NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:59.70↓0.57)。
60.12ドルから59.43ドルまで下落した。
この日ギリシャ支援協議でユーロ圏財務相会合が再開されたが、また合意見送りとなり、欧州景気への重石になることによる需要後退懸念、あるいは、ユーロ安・ドル高による割高感から、売りが優勢になった。
また、イラン核協議の最終合意期限(30日)に絡む思惑も売りにつながった。
イランはこれまで、合意により制裁が解除になれば、原油生産量を拡大すると表明しており、今後、世界的な過剰感がさらに増すとの警戒も根強いもよう。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.37ドル -0.125ドル(-0.71%) モルガン・スタンレー(MS) 39.23ドル -0.415ドル(-1.05%) ゴールドマン・サックス(GS)212.73ドル -1.700ドル(-0.79%) インテル(INTC) 32.00ドル +0.085ドル(+0.27%) アップル(AAPL) 127.50ドル -0.610ドル(-0.48%) グーグル(GOOG) 535.23ドル -2.610ドル(-0.49%) フェイスブック(FB) 87.98ドル -0.880ドル(-0.99%) キャタピラー(CAT) 86.72ドル -1.450ドル(-1.69%) アルコア(AA) 11.58ドル -0.165ドル(-1.41%) ウォルマート(WMT) 71.86ドル -0.520ドル(-0.72%) スプリント(S) 4.63ドル +0.010ドル(+0.22%)