ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

上昇相場の初期段階か、SMBC日興証券(花田浩菜)

発行済 2018-05-08 11:58
更新済 2018-05-08 15:35
上昇相場の初期段階か、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。


5/8付の「DailyOutlook」では、東京株式市場の動向について考察しているのでご紹介します。


まず同レポートでは、『2月以降のS&P500指数が▲1%超下落した翌営業日におけるTOPIXの騰落率をみると、3月23日までは得てしてS&P500指数の不安定な動きの影響を受けていた。
即ち、米国株式市場が大幅下落した翌営業日の東京株式市場も大きく下落する傾向にあった。
しかし、3月23日の翌営業日以降は、S&P500指数が▲1%超下落してもTOPIXは左程に下落せず、上昇した日が確認される』と伝えています。


続けて、3月23日はTOPIXが年初来安値を更新した日であるが、この日を境に東京株式市場の動向は変化した可能性があることを挙げ、『3月23日からの業種別騰落率において、市場平均を上回るのは、傾向として、電気・ガス業、鉱業、鉄鋼など低PBRセクターが多い。
一方、下回るのは医薬品、電気機器、その他製品といった高PBRセクターが目立つ。
TOPIXSmallとTOPIX100を2005年初から比べてみると、指数の上昇率はそれぞれ+111.0%、+36.4%と中小型株が大きく上昇している。
ただ、予想EPS(1株当たり利益)の増加率も大きいため、中小型株指数に割高感はない』と分析しています。


さらに、『「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という相場格言がある。
3月23日を「悲観」とすると、内閣支持率の低下や米中の貿易摩擦懸念など投資環境が決して良好とはいえない現状は「悲観の中に生まれ」の局面といえよう。
低PBR銘柄が物色される傾向は、恐る恐るの中では、バリュエーション面でリスクの少ない銘柄が注目されやすいことも一因だろう。
この格言の次の局面で相場上昇が本格化し、成長株へ物色対象が広がっていくと考える』とまとめています。


最後にレポートでは、『S&P500が▲1%超下落した翌営業日のTOPIX騰落率』をグラフにして紹介していますので、詳しくは5/8付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。


また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。


花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。


フィスコリサーチレポーター花田浩菜


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます