ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

米中古住宅仮契約指数、23年12月は8.3%上昇 3年半ぶり大きさ

発行済 2024-01-27 05:25
更新済 2024-01-27 05:28
© Reuters. 全米リアルター協会(NAR)が26日発表した2023年12月の中古住宅販売仮契約指数は前月から8.3%上昇の77.3となり、伸び率は20年6月以来3年半ぶりの大きさとなっ

Amina Niasse

[ニューヨーク 26日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が26日発表した2023年12月の中古住宅販売仮契約指数は前月から8.3%上昇の77.3となり、伸び率は20年6月以来3年半ぶりの大きさとなった。ロイターがまとめた市場予想は1.5%上昇だった。

住宅ローン金利が安定化したことで、住宅購入に向けて消費者が動き出した可能性を示唆した。

23年11月は71.4と集計開始後で最低だった。

23年12月の前年同月比は1.3%上げた。

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「消費者が住宅ローン金利の低下と安定した住宅価格の恩恵を受ける中で今年の住宅市場は順調なスタートを切った」とした上で、「雇用と所得の増加は住宅をさらに買いやすくする助けになるが、全ての潜在需要を満たすには供給の増加が不可欠だ」と指摘した。

© Reuters. 全米リアルター協会(NAR)が26日発表した2023年12月の中古住宅販売仮契約指数は前月から8.3%上昇の77.3となり、伸び率は20年6月以来3年半ぶりの大きさとなった。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Sarah Silbiger)

住宅ローン金利は昨年10月に8%弱と約20年ぶりの高水準を付けたが、米連邦準備理事会(FRB)による政策金利の据え置きを背景にその後は低下した。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、今月25日までの週の住宅ローン金利は6.69%だった。

23年12月の地域別では、前月より3.0%低下した北東部を除く3地域が上昇。西部が14.0%と伸びが最も大きく、南部も11.9%上げた。

NARによると、利下げと債券市場のボラティリティー低下により、24年の中古住宅販売は23年比13%増の462万戸に達する見通し。24年の住宅価格中央値は1.4%上昇の39万5100ドルと見込まれている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます