3日の香港市場はまちまち。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比190.75ポイント(0.69%)高の27657.47ポイントと反発する半面、本土企業株で構成されるH株指数は86.69ポイント(0.61%)安の14114.94ポイントと続落した。
売買代金は1505億4600万香港ドル(2日は1464億8800万香港ドル)。
好悪材料が入り混じるなかで方向感がみられない。
米ドルの主要通貨に対する上昇基調が一服するなか、香港からの資金流出の懸念がやや薄らいだことはプラス。
半面、香港市場の商い縮小が気がかり材料となった。
先月28日の2060億4800万香港ドルをピークに、今週は連日で1500億香港ドル前後に細っている。
ハンセン指数の構成銘柄では、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が2.8%高、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)と携帯通信キャリア最大手の中国移動(941/HK)がそろって1.8%高と上げが目立った。
中国神華能源に関しては、国内石炭市況に底打ち感が出てきたことを引き続き好感している。
香港系の不動産株も総じて強含んだ。
また、旧・長江実業(現・長江和記実業:1/HK)のグループ再編に伴い誕生した長江実業地産(1113/HK)が新規上場。
70.00香港ドルで寄り付き、74.10香港ドルで取引を終了した。
この1銘柄だけでハンセン指数を219ポイント押し上げている。
ゼネコン株もしっかり。
鉄道建設の中国鉄建(1186/HK)が4.2%高、同業の中国中鉄(390/HK)が3.4%高、ビル建築や建設プロジェクト管理の中国建築国際集団(3311/HK)が1.9%高と値を上げた。
一方、H株保険セクターはさえない。
中国平安保険(2318/HK)が1.7%安、中国人民財産保険(2328/HK)と中国人民保険集団(1339/HK)がそろって1.6%安で引けた。
【亜州IR】
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比190.75ポイント(0.69%)高の27657.47ポイントと反発する半面、本土企業株で構成されるH株指数は86.69ポイント(0.61%)安の14114.94ポイントと続落した。
売買代金は1505億4600万香港ドル(2日は1464億8800万香港ドル)。
好悪材料が入り混じるなかで方向感がみられない。
米ドルの主要通貨に対する上昇基調が一服するなか、香港からの資金流出の懸念がやや薄らいだことはプラス。
半面、香港市場の商い縮小が気がかり材料となった。
先月28日の2060億4800万香港ドルをピークに、今週は連日で1500億香港ドル前後に細っている。
ハンセン指数の構成銘柄では、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が2.8%高、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)と携帯通信キャリア最大手の中国移動(941/HK)がそろって1.8%高と上げが目立った。
中国神華能源に関しては、国内石炭市況に底打ち感が出てきたことを引き続き好感している。
香港系の不動産株も総じて強含んだ。
また、旧・長江実業(現・長江和記実業:1/HK)のグループ再編に伴い誕生した長江実業地産(1113/HK)が新規上場。
70.00香港ドルで寄り付き、74.10香港ドルで取引を終了した。
この1銘柄だけでハンセン指数を219ポイント押し上げている。
ゼネコン株もしっかり。
鉄道建設の中国鉄建(1186/HK)が4.2%高、同業の中国中鉄(390/HK)が3.4%高、ビル建築や建設プロジェクト管理の中国建築国際集団(3311/HK)が1.9%高と値を上げた。
一方、H株保険セクターはさえない。
中国平安保険(2318/HK)が1.7%安、中国人民財産保険(2328/HK)と中国人民保険集団(1339/HK)がそろって1.6%安で引けた。
【亜州IR】