政府がシカやイノシシによる農作物被害対策の一環で推進する野生鳥獣肉(ジビエ)の利用が、新型コロナウイルスの影響で停滞している。ペットフードなど新規用途の開拓は進む一方で、外食向けの需要が縮んでいるためだ。利用量を2025年度までに19年度比2倍の4000トンとする目標は達成が危ぶまれている。
政府がシカやイノシシによる農作物被害対策の一環で推進する野生鳥獣肉(ジビエ)の利用が、新型コロナウイルスの影響で停滞している。ペットフードなど新規用途の開拓は進む一方で、外食向けの需要が縮んでいるためだ。利用量を2025年度までに19年度比2倍の4000トンとする目標は達成が危ぶまれている。