4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円40銭から111円63銭まで上昇し111円60銭で引けた。
トランプ大統領が劉鶴副首相と会談したのち早くて本日中にも米中首脳会談の実施を発表する可能性を期待したリスク選好のドル買い・円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1225ドルから1.1206ドルまで下落し1.1220ドルで引けた。
イタリアが2019年の成長見通しを引き下げるとの報道や欧州中央銀行(ECB)の3月理事会議事要旨で利上げのガイダンスが一段と延期される可能性が示唆されユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、124円97銭から125円25銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.3140ドルから1.3061ドルまで下落した。
欧州連合(EU)離脱協定案を巡り英国のメイ首相は一部妥協し超党派での取り組みを進める一方、与党離脱派はこの方針に反対姿勢を示しており議会で可決のめどがたたずポンド売りが継続。
ドル・スイスは、0.9987フランから1.0003フランまで上昇。
[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:20.2万件(予想:21.5万件、前回:21.2万件←21.1万件)・米・失業保険継続受給者数:171.7万人(予想:175.2万人、前回:175.5万人←175.6万人)