■NY株式:ダウは21ドル高、緩和的な金融政策や原油相場が相場の下支えに
NYダウ ナスダック
終値 :17623.87 終値 :4808.87
前日比:+21.57 前日比:+13.23
始値 :17589.70 始値 :4787.31
高値 :17644.97 高値 :4814.85
安値 :17551.28 安値 :4785.38
21日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は21.57ドル高の17623.87、ナスダックは13.23ポイント高の4808.87で取引を終了した。
先週の大幅上昇を受けて利益確定の売りが先行。
2月中古住宅販売件数が予想を下振れ、嫌気されたが、利上げ観測の後退や堅調な原油相場が引き続き好感されており、午後にかけて下げ幅を縮小し、緩やかに上昇に転じた。
セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや耐久消費財・アパレルが上昇する一方で不動産やヘルスケア機器・サービスが下落した。
製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)はピアソンCEOが辞任を発表し、上昇。
スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイド(HOT)は高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)が、中国の安邦保険集団などによる買収提案を上回る条件を提示したことが好感され、堅調推移。
スポーツ用品のナイキ(NKE)はJPモルガンによって投資推奨リストに追加され、買われた。
一方で、百貨店のノードストローム(JWN)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は小型の「iPhone SE」を発表したほか、腕時計型端末「アップルウオッチ」の最低価格を引き下げたが小動きとなった。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は111円95銭、早くて4月追加利上げの可能性示唆受けドル続伸 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円45銭から111円98銭まで上昇し、111円95銭で引けた。
朝方発表された米2月シカゴ連銀全米活動指数や2月中古住宅販売件数が予想を下回ったため、一時ドル売りが強まった。
しかし、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁や米アトランタ 連銀のロックハート総裁が早くて4月の追加利上げの可能性に言及したため、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1280ドルから1.1235ドルへ下落し1.1241ドルで引けた。
ユーロ圏3月消費者信頼感指数が予想外に3か月連続で悪化したことで、ECBの追加緩和観測によるユーロ売りが強まった。
ユーロ・円は、126円08銭まで上昇後、125円53銭へ反落した。
ポンド・ドルは、1.4366ドルへ下落後、1.4415ドルへ反発した。
英国のEU離脱懸念にポンド売りが加速。
ドル・スイスは、0.9675フランへ下落後、0.9702フランへ反発した。
■NY原油:反発で39.91ドル、価格下支え期待による買い継続 NY原油は反発(NYMEX原油4月限終値:39.91↑0.47)。
39.14ドルから40.30ドルまで上昇した。
前週末発表の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数(ベーカー・ヒューズ社)が増加に転じたことを受けて、原油の売りが先行。
しかし、売り一巡後は、産油国間の増産凍結会合が決まったことによる価格下支え期待から、買いが再燃したもよう。
4月限は21日が最終取引。
22日から取引の中心となる5月限の値動きは、高値が41.80ドル、安値が40.79ドル、引けは41.52ドルであった(前日比0.38ドル高)。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.84ドル +0.050ドル(+0.36%) モルガン・スタンレー(MS) 25.94ドル -0.330ドル(-1.26%) ゴールドマン・サックス(GS)156.30ドル -1.310ドル(-0.83%) インテル(INTC) 32.34ドル -0.340ドル(-1.04%) アップル(AAPL) 105.91ドル -0.010ドル(-0.01%) アルファベット(GOOG) 762.16ドル +6.750ドル(+0.89%) フェイスブック(FB) 111.85ドル +0.400ドル(+0.36%) キャタピラー(CAT) 75.89ドル +0.420ドル(+0.56%) アルコア(AA) 9.89ドル -0.140ドル(-1.40%) ウォルマート(WMT) 67.97ドル +1.020ドル(+1.52%) スプリント(S) 3.21ドル -0.055ドル(-1.69%)
ダウ平均は21.57ドル高の17623.87、ナスダックは13.23ポイント高の4808.87で取引を終了した。
先週の大幅上昇を受けて利益確定の売りが先行。
2月中古住宅販売件数が予想を下振れ、嫌気されたが、利上げ観測の後退や堅調な原油相場が引き続き好感されており、午後にかけて下げ幅を縮小し、緩やかに上昇に転じた。
セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや耐久消費財・アパレルが上昇する一方で不動産やヘルスケア機器・サービスが下落した。
製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)はピアソンCEOが辞任を発表し、上昇。
スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイド(HOT)は高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)が、中国の安邦保険集団などによる買収提案を上回る条件を提示したことが好感され、堅調推移。
スポーツ用品のナイキ(NKE)はJPモルガンによって投資推奨リストに追加され、買われた。
一方で、百貨店のノードストローム(JWN)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は小型の「iPhone SE」を発表したほか、腕時計型端末「アップルウオッチ」の最低価格を引き下げたが小動きとなった。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は111円95銭、早くて4月追加利上げの可能性示唆受けドル続伸 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円45銭から111円98銭まで上昇し、111円95銭で引けた。
朝方発表された米2月シカゴ連銀全米活動指数や2月中古住宅販売件数が予想を下回ったため、一時ドル売りが強まった。
しかし、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁や米アトランタ 連銀のロックハート総裁が早くて4月の追加利上げの可能性に言及したため、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1280ドルから1.1235ドルへ下落し1.1241ドルで引けた。
ユーロ圏3月消費者信頼感指数が予想外に3か月連続で悪化したことで、ECBの追加緩和観測によるユーロ売りが強まった。
ユーロ・円は、126円08銭まで上昇後、125円53銭へ反落した。
ポンド・ドルは、1.4366ドルへ下落後、1.4415ドルへ反発した。
英国のEU離脱懸念にポンド売りが加速。
ドル・スイスは、0.9675フランへ下落後、0.9702フランへ反発した。
■NY原油:反発で39.91ドル、価格下支え期待による買い継続 NY原油は反発(NYMEX原油4月限終値:39.91↑0.47)。
39.14ドルから40.30ドルまで上昇した。
前週末発表の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数(ベーカー・ヒューズ社)が増加に転じたことを受けて、原油の売りが先行。
しかし、売り一巡後は、産油国間の増産凍結会合が決まったことによる価格下支え期待から、買いが再燃したもよう。
4月限は21日が最終取引。
22日から取引の中心となる5月限の値動きは、高値が41.80ドル、安値が40.79ドル、引けは41.52ドルであった(前日比0.38ドル高)。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.84ドル +0.050ドル(+0.36%) モルガン・スタンレー(MS) 25.94ドル -0.330ドル(-1.26%) ゴールドマン・サックス(GS)156.30ドル -1.310ドル(-0.83%) インテル(INTC) 32.34ドル -0.340ドル(-1.04%) アップル(AAPL) 105.91ドル -0.010ドル(-0.01%) アルファベット(GOOG) 762.16ドル +6.750ドル(+0.89%) フェイスブック(FB) 111.85ドル +0.400ドル(+0.36%) キャタピラー(CAT) 75.89ドル +0.420ドル(+0.56%) アルコア(AA) 9.89ドル -0.140ドル(-1.40%) ウォルマート(WMT) 67.97ドル +1.020ドル(+1.52%) スプリント(S) 3.21ドル -0.055ドル(-1.69%)