【小幅高となる】16700-16900円のレンジを想定=村瀬 智一
13日のNY市場は下落。
中国経済の先行き懸念や年内利上げ観測が重しとなった。
ダウ平均は45.26ドル安の18098.94、ナスダックは25.69ポイント安の5213.33。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の16775円。
米株安の流れを受けて売りが先行する格好となろうが、中国の貿易統計を受けた影響は前日に織り込まれており、売り一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうである。
指数インパクトの大きいファーストリテ (T:9983)の決算通過による見直しが意識され、日経平均の下支えとして期待される。
日経平均は前日の下げで支持線として意識される25日線までの調整をみせている。
週間形状では雲に上値を抑えられる半面、転換線が支持線として機能している。
雲下限レベルであるため、想定内の一服となるが、価格帯出来高で商いが膨らんでいる水準でもあるため、ここからは踏ん張りをみせたいところ。
16700-16900円のレンジを想定。