ドンキホーテＨＤ (TOKYO:7532)：5190円（前日比-100円）
売り先行。 前日に前6月期の決算を発表している。
営業利益は391億円で前期比14％増益、従来予想の380億円を上振れる着地となった。
一方、今期は398億円で同2％増益の見通しに。
今期見通しに関しては、市場予想である440億円強の水準を大きく下回っている。
計画は保守的な傾向が強いとして、増益率鈍化見通しを悲観する動きにはなっていないが、もともと好決算期待の高かった銘柄であり、短期的な出尽くし感にはつながる格好のようだ。
セイコー (TOKYO:8050)：784円（前日比+58円） 買い優勢。
野村では投資判断「バイ」を継続、目標株価を900円から950円に引き上げている。
インバウンド需要拡大の恩恵で国内向けの完成品販売や小売事業が好調であるほか、高価格モデルの拡販、グローバル市場でのブランド強化によるウオッチ事業の高い成長ポテンシャルには引き続き注目としているもよう。
また、海外ウオッチの成長に向けた施策にも今後は期待としている。
なお、野村では、同社のほかにもカシオやシチズンなど時計各社の目標株価を引き上げている。
ファンコミ (TOKYO:2461)：1032円（前日比+72円） 大幅続伸。
前日に7月の売上動向を発表している。
前年同月比で30.3％増、ここ6ヶ月は10％台、あるいは1ケタ台の伸びにとどまっていたため、売上モメンタムの好転として、増収率の高まりを評価する動きが先行している。
なお、増収率は昨年11月以来の高い伸びとなっている。
ＪＸ (TOKYO:5020)：480円（前日比-18円） 売り優勢。
野村が投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしており、売り材料視される格好のようだ。
目標株価も680円から550円に引き下げへ。
銅価安、石油製品マージンの悪化を主因に業績予想を下方修正。
現行の銅価ではCaserones鉱山の黒字化は困難と見られるほか、石油・天然ガス開発で先行しているため、石油精製での原油安メリットは上流の売価ダウンで相当程度相殺されると指摘。
原油価格低迷局面では、セクター内で選好され難いと。
ＪＲ東 (TOKYO:9020)：12365円（前日比-135円） さえない。
ＳＭＢＣ日興では投資判断を「１」から「２」へ格下げ、目標株価は13300円としている。
北陸新幹線の輸送実績が確認されたことなどで期待先行によるアウトパフォーム継続が困難になったとみられること、17.3期は増益ペースの大幅減速が見込まれること、品川再開発に関しては建設コスト上昇で事業費が想定以上に高まるリスクがあることなどを格下げの背景としている。
ザイン {{|0:}}：1485円（前日比+175円） 3日ぶり大幅反発。
ZMPが主催する第7回ZMPフォーラムにプラチナスポンサーとして協賛するとともに、サラウンド ビュー モニター（SVM）新技術を発表することにしたとリリースしている。
ZMPが開発した自動運転車研究開発用「RoboCar 1/10」に、同社が今回新たに開発した高速描画・低コスト対応、物体検出機能搭載型SVM新技術を適用したデモを紹介するという。
テラスカイ {{|0:}}：13070円（前日比+1340円） 5日ぶり大幅反発。
キヤノンMJ ITグループのスーパーストリームと「SuperStream-NX」の販売代理店契約を締結し、SaaSモデルで提供開始したと発表している。
テラスカイはERPのすべてのパーツを包括してクラウドで提供可能となる。
経営基盤ソリューションSuperStreamは、1995年6月の提供開始以来、国内の中堅・大手企業を中心に累計で7700社（15年3月末時点）を超える導入実績があるという。
環境管理 {{|0:}}：587円（前日比+62円） 一時624円まで急伸。
15年6月期決算を発表している。
営業損益は0.39億円の赤字（前期は1.97億円の赤字）となり、従来予想の1.00億円の黒字を下回って着地した。
環境対策工事をはじめとした受注環境が想定以上に厳しく、受注高の減少に伴い期末仕掛品が減少した。
一方、16年6月期の営業損益は2.00億円の黒字転換見通しとしている。
20年の東京オリンピックに向けた市街地再開発事業の動きが活発となっていることなどが追い風。