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東京為替:ドルは下値が堅い、日銀金融政策は現状維持

発行済 2016-11-01 12:13
更新済 2016-11-01 12:33
東京為替:ドルは下値が堅い、日銀金融政策は現状維持
1日午前の東京外為市場では、ドル・円は下値の堅い展開。
日銀の政策決定を控え様子見ムードが広がるなか、日本株の下げ幅縮小でドル買いは継続したようだ。
ドル・円は前日の海外市場で105円22銭まで上昇したが、米大統領選候補の民主党クリントン氏が国務長官時代に私用メールを使用していた問題で、連邦捜査局(FBI)の捜査再開を嫌気したドル売りが重石となった。
東京市場では104円後半で推移。



ただ、今日10時に発表された10月中国製造業PMIの予想上振れなどで中国経済への懸念はさらに後退し、日経平均株価はやや下げ幅を縮小。
日銀の政策決定を前にドル・円の動意は薄かったが日本株の反転期待で下値の堅い値動きとなった。



なお、日本銀行は1日開催の金融政策決定会合で当座預金における政策金利を-0.1%に据え置くことを決定した。
また、10年国債金利の操作目標を0%程度で維持することも決定された。
いずれも予想通り。
ドル・円は104円85銭前後で
推移している。


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