8日のドル・円は、東京市場では116円80銭から117円53銭で推移。
欧米市場でドルは一時115円18銭まで反落し、115円84銭で取引を終えた。
本日9日のドル・円は主に115円台後半で推移か。
欧米株安を嫌気したリスク回避の円買いは一巡しつつあるが、米利上げペース鈍化への警戒感でドルの上値は重くなりそうだ。
8日の欧米市場では欧州、米国の株安や原油安を嫌気したリスク回避的な円買いが急速に広がった。
NYダウが16000ドル台を回復したことで円買い・ドル売りの動きは一段落したが、米国の利上げペース鈍化の思惑は残されており、10日、11日に行われるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言はドル・円相場の当面の方向性を決定する材料になるとの見方が増えている。
8日発表された1月の米労働市場情勢指数は、12月の2.3から0.4に低下した。
市場予想は2.0程度だった。
1月の米雇用統計は3月利上げを可能にする内容との見方があったが、労働市場情勢指数が予想を大きく下回ったことで労働市場の持続的な改善に対する期待は低下した。
労働市場の現状と見通しについてのイエレンFRB議長の証言内容を点検する必要はあるが、3月を含めた年内複数回の利上げ実施に対する懐疑的な見方が残された場合、主要通貨に対するドル買いはさらに縮小する可能性がある。
欧米市場でドルは一時115円18銭まで反落し、115円84銭で取引を終えた。
本日9日のドル・円は主に115円台後半で推移か。
欧米株安を嫌気したリスク回避の円買いは一巡しつつあるが、米利上げペース鈍化への警戒感でドルの上値は重くなりそうだ。
8日の欧米市場では欧州、米国の株安や原油安を嫌気したリスク回避的な円買いが急速に広がった。
NYダウが16000ドル台を回復したことで円買い・ドル売りの動きは一段落したが、米国の利上げペース鈍化の思惑は残されており、10日、11日に行われるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言はドル・円相場の当面の方向性を決定する材料になるとの見方が増えている。
8日発表された1月の米労働市場情勢指数は、12月の2.3から0.4に低下した。
市場予想は2.0程度だった。
1月の米雇用統計は3月利上げを可能にする内容との見方があったが、労働市場情勢指数が予想を大きく下回ったことで労働市場の持続的な改善に対する期待は低下した。
労働市場の現状と見通しについてのイエレンFRB議長の証言内容を点検する必要はあるが、3月を含めた年内複数回の利上げ実施に対する懐疑的な見方が残された場合、主要通貨に対するドル買いはさらに縮小する可能性がある。