ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

今日の為替市場ポイント:6月の米雇用統計の発表を待つ状況

発行済 2020-07-02 08:53
更新済 2020-07-02 09:01
© Reuters. 今日の為替市場ポイント:6月の米雇用統計の発表を待つ状況

7月1日のドル・円は、東京市場では108円16銭から107円56銭まで下落。

欧米市場でドルは107円36銭まで下げた後に107円60銭まで反発し、107円49銭で取引終了。

本日2日のドル・円は、107円台で推移か。

6月の米雇用統計の発表を待つ状況となる。

すみやかな雇用回復への期待は残されており、リスク回避的な円買いは抑制される可能性がある。

1日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨(6月9-10日開催分)には、「新型コロナウイルス感染拡大に起因する景気後退からの回復に向け、あらゆる手段を行使することに広範な合意があった」との記述が含まれていた。

ただ、市場関係者が注目していたイールドカーブ・コントロール(YCC/長短金利操作)について、「さらなる分析が必要との見解で合意」、「ほぼ全参加者がYCCに多くの疑問」、「YCCで大規模資産購入が必要になる可能性を指摘」などの記述が確認されており、今年後半におけるYCC導入の思惑はやや後退した。

市場関係者の間からは「FOMCのメンバーの大半がYCCの導入について慎重であることはやや意外だった」との声が聞かれているが、「YCCが物価の安定や雇用の拡大につながるものかどうか、短期間で結論を出すことは難しい」との見方も少なくないようだ。

ただ、米金融当局は長期金利の過度な上昇を抑制したいと考えていることは明らかであることから、年内におけるYCC導入の可能性は残されているとみられる。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます