[ワシントン 12日 ロイター] - 米財務省高官は、シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャーバンクの破綻を受けて米銀行監督当局が12日に打ち出した新たな措置について、株式・債券保有者は救済されないが、全ての預金者を保護するものだと説明した。
金融システムの安定化と預金者保護がこの措置の目的だとし、両行の救済はないと指摘。いかなる損失も米国の納税者が負担することはないと述べた。
適格金融機関に資金を提供し、全ての預金者のニーズを満たせるようにする米連邦準備理事会(FRB)の決定と合わせて、今回の措置は「市場の信頼回復」につながるとした。