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日経平均は大幅続落、模様眺めムード強く17000円割れ

発行済 2016-11-04 15:41
更新済 2016-11-04 16:00
日経平均は大幅続落、模様眺めムード強く17000円割れ
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日経平均は大幅続落。
3日の米国市場では、大統領選挙を巡る不透明感などからNYダウは6日続落した。
為替市場で一時1ドル=102円台まで円高・ドル安が進行したことも嫌気され、日経平均は170円安でスタートして節目の17000円を割り込んだ。
寄り付き後も下げ幅を広げ、前場には一時16801.98円(前営業日比332.70円安)まで下落した。
日本銀行による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑から前引けにかけて下げ渋る場面も見られたが、今晩には米雇用統計の発表が控えていることもあり模様眺めムードの強い展開だった。


大引けの日経平均は前営業日比229.32円安の16905.36円となった。
東証1部の売買高は20億5681万株、売買代金は2兆3564億円だった。
業種別では、輸送用機器、保険業、医薬品、海運業が下落率上位だった。
一方、上昇したのは水産・農林業と非鉄金属の2業種のみだった。


個別では、トヨタ自 (T:7203)や任天堂 (T:7974)が4%前後の下落となったほか、三菱UFJ (T:8306)、ソフトバンクG (T:9984)、KDDI (T:9433)、みずほ (T:8411)、ソニー (T:6758)など売買代金上位は全般軟調。
2日引け後に決算発表した銘柄ではマツダ (T:7261)が5%安となり、カシオ (T:6952)やミネベア (T:6479)は7%を超える下げ。
取引時間中の発表となった三菱商事 (T:8058)やユニ・チャーム (T:8113)も売られ、業績予想を下方修正した日揮
(T:1963)は8%超の下落。
また、ダイセル (T:4202)、ジャムコ (T:7408)、アイスタイル
(T:3660)などが東証1部下落率上位となった。
一方、売買代金上位では伊藤忠 (T:8001)やヤフー (T:4689)がしっかり。
セガサミーHD (T:6460)は業績予想の上方修正で5%を超える上昇となり、日水 (T:1332)は取引時間中に決算発表して7%高と急伸した。
また、業績上振れが好感されたルネサス (T:6723)はストップ高まで買われ、FUJIMI (T:5384)
や東海カーボン (T:5301)などとともに東証1部上昇率上位となった。

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