こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
10/6付けの「主要通貨デイリー」では、カタルーニャ州の独立問題がドル円に及ぼす影響について考察していますのでご紹介します。
同レポートではまず、スペインのカタルーニャ州の独立問題の経緯について、『事の発端は、同州が1日に強行したスペインからの独立の是非を問う住民投票だ。
スペイン政府が憲法違反として投票阻止に動いたため投票率は4割強に留まったが、賛成票は9割にのぼり、プチデモン州首相は独立宣言を行う意向を表明するなど事態は混沌としている』と伝えています。
続けて、『ただ、中央政府は憲法155条に基づいたカタルーニャ州の自治権停止などを示唆しており、同州の独立が認められる可能性は低いとみられている。
プチデモン州首相が仲介を求めていたEUは4日、一方的な独立を警告し仲介を拒否。
スペイン政府との対話を呼びかけており、同問題は長期化する恐れがあろう』と分析しています。
さらに、独立問題の影響について、『金融市場では、カタルーニャ州の独立問題を背景にスペインで株価が一時大きく下落したほか、長期金利は上昇傾向にある』と伝える一方で、ユーロ圏の株価指数は良好に推移していることや市場の不安心理を表すVIX指数の欧州版(VSTOXX指数)は低水準を維持していることから、『金融市場への影響はユーロ圏全体まで広まっていないことが示唆されている』と考察しています。
最後にこれらを踏まえた上で、『不透明感の強まりがドル円に波及する可能性はあるものの、上述したように独立のハードルが高い点を踏まえれば、そうした展開はリスクシナリオとみている』とまとめています。
詳しくは10/6付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
10/6付けの「主要通貨デイリー」では、カタルーニャ州の独立問題がドル円に及ぼす影響について考察していますのでご紹介します。
同レポートではまず、スペインのカタルーニャ州の独立問題の経緯について、『事の発端は、同州が1日に強行したスペインからの独立の是非を問う住民投票だ。
スペイン政府が憲法違反として投票阻止に動いたため投票率は4割強に留まったが、賛成票は9割にのぼり、プチデモン州首相は独立宣言を行う意向を表明するなど事態は混沌としている』と伝えています。
続けて、『ただ、中央政府は憲法155条に基づいたカタルーニャ州の自治権停止などを示唆しており、同州の独立が認められる可能性は低いとみられている。
プチデモン州首相が仲介を求めていたEUは4日、一方的な独立を警告し仲介を拒否。
スペイン政府との対話を呼びかけており、同問題は長期化する恐れがあろう』と分析しています。
さらに、独立問題の影響について、『金融市場では、カタルーニャ州の独立問題を背景にスペインで株価が一時大きく下落したほか、長期金利は上昇傾向にある』と伝える一方で、ユーロ圏の株価指数は良好に推移していることや市場の不安心理を表すVIX指数の欧州版(VSTOXX指数)は低水準を維持していることから、『金融市場への影響はユーロ圏全体まで広まっていないことが示唆されている』と考察しています。
最後にこれらを踏まえた上で、『不透明感の強まりがドル円に波及する可能性はあるものの、上述したように独立のハードルが高い点を踏まえれば、そうした展開はリスクシナリオとみている』とまとめています。
詳しくは10/6付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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