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東京為替:ドル・円は失速、北朝鮮情勢に警戒

発行済 2017-11-29 12:23
更新済 2017-11-29 12:33
東京為替:ドル・円は失速、北朝鮮情勢に警戒
29日午前の東京市場でドル・円は失速。
日本株の堅調地合いを受け円売りが先行したが、北朝鮮問題への警戒から円買いが再開し、ドルに下押し圧力がかかった。



ドル・円は、米税制改正法案の成立に期待が広がり、日経平均株価の前日比100円超高の堅調地合いを手がかりにドル買い・円売りが先行した。



その後、北朝鮮は日本時間12時半に「重大発表する」との報道が伝わり、北朝鮮の弾道ミサイル発射で地政学リスクが意識され警戒の円買いが再開した。



ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小しており、日本株の反落を想定した円買いも観測される。



ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円39銭から111円66銭、
ユーロ・円は131円89銭から132円30銭、ユーロ・ドルは1.1839ドルから1.1853ドルで推移した。


【要人発言】
・トランプ米大統領
「(北朝鮮のミサイル発射の)状況に対処していく。
非常に深刻な事態だととらえている」

・スペンサーNZ準備銀総裁代行
「依然として住宅が不足」

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