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原油価格上昇、その背景は、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

発行済 2017-02-13 17:50
更新済 2017-02-13 18:00
原油価格上昇、その背景は、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

ここ数日間、原油価格が上昇していますね。
この背景について松永さんは、『先週末のNY原油は、リスクオンの流れやOPEC加盟国と非加盟国による減産順守率の高さを好感して上昇しました。
(中略)現時点でのOPEC加盟国と非加盟国による減産順守率は90%に達しているようです』と伝えています。


また、『CFTCから先週末に発表された2月7日時点でのNY原油におけるファンドの買い越し枚数は、前週比1万5702枚減の47万6990枚となり、前週に記録した過去最高の買い越し枚数から減少に転じました。
前週まで3週連続で買い越し枚数が過去最高を更新していただけに、ファンドの大量買い進みに警戒感が高まった』と指摘しています。
さらに、『ベーカーヒューズから先週末に発表された米オイルリグ数は、8基増の591基となり、昨年6月頃から安定した増加傾向を続けているほか、米ガスリグ数も4基増の149基となり、昨年9月頃から安定した増加傾向を続けている』とのことです。


これらを受けて、直近のNY原油の動きに関しては、『米シェールオイルの増産観測に圧迫される反面、OPEC加盟国と非加盟国による減産順守率の高さを受けて底堅い値動きとなっているようです。
NY原油は、2カ月前から52~54ドル付近でのボックス圏相場を続けています』と述べています。
アメリカと原油産油国、ファンドの動向を引き続きウォッチしてまいりましょう。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の2月13日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。



フィスコリサーチレポーター 三井智映子


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