次第に下値の堅さが意識されてくる可能性/日経225・本日の想定レンジ 2018年02月14日(水曜日)−株式会社フィスコ 担当 村瀬 智一 問合せ先:03-5774-2444 newsadmin@fisco.co.jp
本日の想定レンジ *08:27JST 次第に下値の堅さが意識されてくる可能性 13日のNY市場は上昇。続伸となったが、トランプ政権が発表したインフラ投資計画 による財政圧迫を懸念する見方などから、上値の重い展開だった。ダウ平均は39.18ド ル高の24640.45、ナスダックは31.55ポイント高の7013.51。シカゴ日経225先物清算値 は大阪比35円高の21205円。円相場は1ドル107円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや買いが先行する格好となりそうだが、引き 続き5日線が上値の重しになりそうだ。また、円相場が1ドル107円台と円高に振れて推 移していることも手掛けづらくさせよう。昨日は買い先行で始まったが、5日線に上値 を抑えられる格好となり、先週末の下ヒゲを消しつつある。引き続き200日線が支持線 として意識されるなか、いったんは同線を試す可能性はありそうだ。ボリンジャーバ ンドでは-2σを挟んでの推移であり、終値ではこれを下回っている。売られ過ぎ感が あるが、バンドが拡大傾向にあるため、+2σに沿った調整にも。 週足形状では26週線を割り込んでおり、20730円処に位置している52週線が意識され そうである。ただ、200日線意識で21000円割れは想定内となり、これを下回ったとし ても200日線から52週線まで300円弱となるため、一先ず目先底が見えてきた格好であ る。そのため、次第に下値の堅さが意識されてくる可能性がある。21100-21400円のレ ンジを想定。
予想レンジ
上限 21400円−下限 21100円 《TM》