まずは下値固め/日経225・本日の想定レンジ 2018年02月23日(金曜日)−株式会社フィスコ 担当 村瀬 智一 問合せ先:03-5774-2444 newsadmin@fisco.co.jp
本日の想定レンジ *08:20JST まずは下値固め 22日のNY市場はまちまち。週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、株 価下落を受けた買い戻しが広がり買いが先行。1月景気先行指数が予想を上振れたほ か、原油相場の上昇が好感され上げ幅を拡大したものの、長期金利の下落で金融セク ターに売りが広がり、上値の重い展開となった。ダウ平均は164.70ドル高の24962.4 8、ナスダックは8.14ポイント安の7210.09。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高 の21710円。 NYダウ反発の流れから、前日の大幅下落に対する反動が意識されそうだが、その後 はこう着感の強い相場展開になりそうだ。昨日は支持線として意識されていた5日線を 割り込んで始まり、センチメントは悪化したが、下向きではあるものの、ボリンジャ ーバンドの-1σのほか、一目均衡表の転換線が支持線として機能している。僅かに下 ヒゲを残しており、踏ん張りをみせている。ただし、週間形状では26週線を割り込ん でおり、底打ちが見極めづらくなってしまっている。 ボリンジャーバンドの-1σや転換線を下回ってしまうと、再びボトムを探る展開が 意識されてくるため、踏ん張り処であろう。22000円が抵抗として意識されてしまって おり、2月前半に空けたマド(22277-22659円処)埋めは意識しづらくなっているた め、まずは下値固めとなる。21600-21800円のレンジを想定。
予想レンジ
上限 21800円−下限 21600円 《TM》