日経平均株価は小幅に3日続伸し、前日比24.86円高の24270.62円となった。一時24448.07円まで前場に上値を伸ばしたが、為替が円高方向に変わり、その後は値を消すことになった。
米国10年債利回りは午後4時33分現在、3.054%と下がり、この流れに沿ってUSD/JPYも下落し、113.75となっている。
昨日の米国市場はダウ平均は大きく上がったが、ナスダックは値下がりしている。本日の値動きを見ても、もうそろそろ日経平均も調整する可能性が出てきている。とはいえ、基調は上げ相場であり、今の状況ならば調整があったとしても浅いものとなるだろう。
本日注目の経済指標はないが、パウエル議長の講演がボストンで予定されている。だが前回のFOMCから日も浅く、特別な発言はでないと思われる。Investing.comの米国政策金利モニターツールによれば、トレーダーはもう77%の確率で12月の利上げを予想している。