[東京 11日 ロイター] - 松野博一官房長官11日午前の会見で、北朝鮮の金正恩総書記が朝鮮労働党のトップに就任してから10年が経つことに関連し、日朝間の懸案事項を解決して国交正常化の実現を目指す考えに変わりはないと述べた。その上で、北朝鮮の最近の軍事行動は断じて容認できず、国際社会と連携して完全な非核化を目指すと語った。
今週15日に故金日成主席の金日成の生誕から110年にあたることも承知していると述べた。
松野長官は、北朝鮮による拉致問題の解決は岸田文雄政権の最重要課題だと強調。「引き続き1日も早い全ての拉致被害者の帰国を実現すべく、あらゆるチャンスを逃すことなく全力で行動していく」と語った。