【小幅高となる】20000-20200円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物にさや寄せする格好から底堅い展開が見込まれる。
ただし、決算発表が本格化するなか、模様眺めムードも強まりやすい。
また、円相場は1ドル118円台後半とやや円高に振れて推移しており、上値の重石になりそうだ。
5日線が支持線として意識されやすく、2万円固めの展開は継続。
ボリンジャーバンドの+1σなども支持線として意識されやすい。
+2σとのレンジ推移がキープできると、リバウンドが強まりやすい面もある。
MACDは陰転シグナル発生が意識されており、切り返せるかが注目される。
20000-20200円のレンジを想定する。
【小幅安となる】今週末は緩和見送りのアンワインドを警戒=フィスコ田代 昌之 前週(4月20日-24日)の日経平均は週間ベースで367.16円の上昇となった。
週初こそ中国での空売り規制の緩和と想定以上の金融緩和実施といった強弱材料を見極める動きが強まったが、年初来高値を更新する銀行株が指数上昇の牽引役となった。
証券株やその他金融など金融セクターを中心とした相場展開で、日経平均は4月10日以来の20000円台を回復。
週末は利益確定売りが進んだが、20000円の大台を維持して取引を終えている。
週末の円建てCME先物は225先物比20円高の20070円。
4月10日に20000円をつけて以来の20000円台回復となったが、10日と比較すると相場状況は大きく様変わりしたと言えよう。
10日はSQ週だったことでOP権利行使価格を意識したパワープレーが入り、指数を引き上げるのに効率がいいファーストリテイ (TOKYO:9983)が集中的に買われた。
一方、今回は、三菱UFJ (TOKYO:8306)、三井住友 (TOKYO:8316)、みずほ (TOKYO:8411)の3メガバンクがそろって年初来高値を更新するなど銀行株が強い動きを見せている。
また、証券やその他金融なども強く金融セクターが相場の主役。
10日は日経平均中心で限られた銘柄が買われたが、今回はTOPIX中心で幅広いセクターが買われる地合いとなっている。
今週は4月30日に開催される日本銀行の金融政策決定会合での追加緩和実施の有無が最大のポイントとなろう。
市場コンセンサスは「金融政策の現状維持」となっているが、追加の金融緩和実施を予想して銀行株など金融セクターを買う動きは活発化していたことから、緩和見送りに伴うアンワインドの動きは警戒したい。
また、ゴールデン・ウィークに突入することで足元のポジションを解消する動きが入る可能性も。
ただし、決算発表が本格化するなか、模様眺めムードも強まりやすい。
また、円相場は1ドル118円台後半とやや円高に振れて推移しており、上値の重石になりそうだ。
5日線が支持線として意識されやすく、2万円固めの展開は継続。
ボリンジャーバンドの+1σなども支持線として意識されやすい。
+2σとのレンジ推移がキープできると、リバウンドが強まりやすい面もある。
MACDは陰転シグナル発生が意識されており、切り返せるかが注目される。
20000-20200円のレンジを想定する。
【小幅安となる】今週末は緩和見送りのアンワインドを警戒=フィスコ田代 昌之 前週(4月20日-24日)の日経平均は週間ベースで367.16円の上昇となった。
週初こそ中国での空売り規制の緩和と想定以上の金融緩和実施といった強弱材料を見極める動きが強まったが、年初来高値を更新する銀行株が指数上昇の牽引役となった。
証券株やその他金融など金融セクターを中心とした相場展開で、日経平均は4月10日以来の20000円台を回復。
週末は利益確定売りが進んだが、20000円の大台を維持して取引を終えている。
週末の円建てCME先物は225先物比20円高の20070円。
4月10日に20000円をつけて以来の20000円台回復となったが、10日と比較すると相場状況は大きく様変わりしたと言えよう。
10日はSQ週だったことでOP権利行使価格を意識したパワープレーが入り、指数を引き上げるのに効率がいいファーストリテイ (TOKYO:9983)が集中的に買われた。
一方、今回は、三菱UFJ (TOKYO:8306)、三井住友 (TOKYO:8316)、みずほ (TOKYO:8411)の3メガバンクがそろって年初来高値を更新するなど銀行株が強い動きを見せている。
また、証券やその他金融なども強く金融セクターが相場の主役。
10日は日経平均中心で限られた銘柄が買われたが、今回はTOPIX中心で幅広いセクターが買われる地合いとなっている。
今週は4月30日に開催される日本銀行の金融政策決定会合での追加緩和実施の有無が最大のポイントとなろう。
市場コンセンサスは「金融政策の現状維持」となっているが、追加の金融緩和実施を予想して銀行株など金融セクターを買う動きは活発化していたことから、緩和見送りに伴うアンワインドの動きは警戒したい。
また、ゴールデン・ウィークに突入することで足元のポジションを解消する動きが入る可能性も。