■第2四半期連結決算、利益は微減だが採用戦略の一層の強化など推進
シンプレクス・ホールディングス(シンプレクス・HD)<4373>(東証プライム)は10月28日、飛び出すように急伸して始まり、取引開始後に18%高の2398円(370円高)まで上げて今年1月以来の2300円台に進み、その後も15%高前後で売買活況となっている。27日の15時に第2四半期連結決算を発表し、売上収益が会計期間(2022年7~9月)、累計期間(同年4~9月)ともに過去最高となったことなどが好感されている。
第2四半期累計期間(同年4~9月)の連結売上収益は前年同期比8.0%増の168.67億円だった。主にシステムインテグレーションの売上が好調に推移したこと、戦略/DXコンサルティングの新規案件獲得などが寄与した。利益面では、一時的にエンジニアに過度な高負荷がかかる状態であったことを解消したこと、採用戦略の一層の強化、などにより営業利益が同5.6%減となるなど、各利益とも微減だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)