ドル/円
正午現在 92.62/63 1.3543/45 125.43/46
午前9時現在 93.13/15 1.3564/68 126.33/36
NY17時現在 93.04/08 1.3577/80 126.22/29
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[東京 16日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点か
ら下落した92円半ば。前日海外の流れを引き継ぐ形で、ユーロの軟調展開が続いた。総
選挙を控えた英ポンドにも売りが出て、消去法的に円の上昇圧力が高まったことで、ドル
/円も下落したという。
ユーロ/円は一時125.32円まで下落。前日東京市場の高値から2.3円の下げと
なった。ギリシャ政府が15日に欧州当局と国際通貨基金(IMF)に公式協議を要請し
たことが明らかになったものの、前日欧州市場で再びギリシャとドイツ国債の利回り格差
が拡大、前週につけたユーロ導入来の最高水準に接近したことが懸念材料となった。「市
場が問題の行方に疑心暗鬼になり始めている」(外銀)という。
中国が前日に発表した各種経済指標が事前予想通りの好調ぶりを示したことで、利上げ
や人民元切り上げの思惑がくすぶり続けていることも、円買いを支える一因となった。円
は対ドルで一時92.59円と13日以来の水準へ上昇した。
<英初のテレビ党首討論は自由民主党がリード>
英国で15日行われた主要政党党首によるテレビ討論会後に実施された世論調査による
と、討論会では自由民主党のクレッグ党首が勝利を収めたと感じた人が最も多かった。サ
ン紙向けにYouGovが行った調査で、どの党首が討論会で最も力を発揮したかとの質
問に対する回答はクレッグ党首が51%と、野党保守党のキャメロン党首の29%、与党
労働党のブラウン党首の19%を上回った。ComRes/ITVの調査ではクレッグ党
首が43%、キャメロン党首が26%、ブラウン党首は20%だった。
外為市場では、英ポンド/ドル
かけて1.5413ドルまでじりじりと下落した。英が今回の総選挙で36年ぶりにすべ
ての政党が過半数を割り込む「ハング・パーラメント」となれば、政治的な不透明感が強
まって景気回復が後ずれする可能性があるとの見方が出ている。英ポンド/円は前日東京
の高値から2.3円安の142.72円まで売られた。
(ロイター 基太村真司記者)
(shinji.kitamura@thomsonreuters.com;03―6441―1791;ロイターメッ
セージング:shinji.kitamura.reuters.com@reuters.net)
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