＊見出しにUPDATEをつけて再送しました。
ドル／円
午後３時現在 ８８．３４／３９ １．４９８１／８３ １３２．３４／４０
正午現在 ８８．３２／３４ １．４９８０／８３ １３２．３０／３６
午前９時現在 ８８．５８／６１ １．４９６６／６９ １３２．６０／６５
ＮＹ17時現在 ８８．５５／５８ １．４９５９／６２ １３２．４６／５１
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［東京 ２５日 ロイター］ 午後３時のドル／円は、ニューヨーク市場の午後５時時
点から下落し８８円前半で推移している。金価格が過去最高を更新するなどドル売り環境
が続くなか、一時ドルは８８．２０円まで下落して７週間ぶり安値を更新し、８８円割れ
を狙う声も上がった。しかし、８８円付近のオプションが意識されたほか、きょう設定さ
れた外国株投信による円売り観測もあって８８円割れは回避された。
ドル／円は海外市場で８８．３５円まで下落して７週間ぶり安値を更新したあとはいっ
たん下げ渋っていたが、東京市場に入って再び下値をトライ。８８．２０円まで下落して
新たな安値をつけた。米金先物
るなどドル売り環境が続くなかで出遅れていたドル／円もじわりと下値を切り下げた。市
場では「焦点は８８円を割れるかどうかで、ディーラーはここを狙いにいく方向。売り回
転が効いてしまえばオプションがらみの抵抗はそう強くないとみている」（国内銀行）と
の声が上がった。
しかし、その後は下げ渋り、ドルは８８円前半でこう着。正午から午後３時までの値幅
は８８．２５─８８．３６円の１１銭レンジにとどまった。７週間ぶり安値であり、また
１０月７日につけた８８．０１円を割り込めば１月２１日の年初来安値（８７．１０円）
まで大きな節目がないため、下値警戒が働いた。８８円にあるとみられるオプションが意
識されたことに加え、大和証券投資信託委託がきょう設定した「ダイワ・ブラジル株式オ
ープン ─リオの風─ 」が９３０億４１１４万円を集めたことで、ロンドン市場にかけて
の円売り観測も広がった。「久しぶりの安値圏にきているが取引は少なく、８８円前半で
の出会いはあまりないのではないか。８８円を積極的に攻めるムードではなくなってい
る」（邦銀）という。
「ドル／円の取引は、８７．１０円が視野に入ってきた割に盛り上がらない。東京市場
なのにドル／円よりユーロ／ドルのほうが取引が多いこともある。オプションなどでドル
安へのヘッジができてしまっているようだ」（国内銀行）という。
（ロイター日本語ニュース 松平陽子）
※（ ロイターメッセージング：yoko.matsudaira.reuters.com@reuters.net
E-mail：yoko.matsudaira@thomsonreuters.com; 03-6441-1795）
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