[ロサンゼルス/東京 26日 ロイター] - 米動画配信サービス大手、ネットフリックスは26日、9月公開予定の「雨を告げる漂流団地」を含む長編アニメーション映画3作品をスタジオコロリドと共同製作すると発表した。
アニメはネットフックスのサービスで日本、世界ともに人気のコンテンツで、同社はこの分野の強化に動いている。
日本のコンテンツ部門バイスプレジデント、坂本和隆氏はロイターのインタビューで、グローバルに勝つためにはまずローカルで勝たなければならないと述べた。
日本のコンテンツについて単に増やすだけでなく、ジャンルやフォーマットの多様化に向け、投資を拡大しているという。
約10年ぶりの契約者数減少を報告した第1・四半期決算では、アジア太平洋地域が唯一好調だった。同社は日本を含むこの地域で良い成長が見られているとしている。
スタジオコロリド代表取締役の山本幸治氏はロイターに対し、ネットフックスはアニメ業界が従来ターゲットとしてきたハードコアなアニメファンよりも幅広い層へのアクセスを提供していると語った。