ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

日米の注目経済指標:イエレンFRB議長の議会証言で7月利上げの有無を見極める

発行済 2016-06-18 15:12
更新済 2016-06-18 15:33
日米の注目経済指標:イエレンFRB議長の議会証言で7月利上げの有無を見極める
6月20日-24日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。
■21・22日(火・水)午後11時開始予定 ○(米)イエレンFRB議長の議会証言 前回(今年2月10日-11日)の議会証言では、インフレ見通しに影響を与える賃金の伸びについて「現時点で暫定的なものだが、賃金の伸びの兆候が表れており、 労働市場の進展が続けば、賃金をめぐる進展も加速すると期待している」との見解を表明した。
また、追加利上げについては、「金融政策はあらかじめ決められたコースをたどるわけでないことを明確にしたい。
金利動向は景気見通しに影響を及ぼす可能性がある」と指摘している。
今回の議会証言では昨年12月以来、利上げを行っていない理由などについて質問される可能性があり、イエレン議長の答弁が注目される。
■22日(水)午後11時発表予定 ○(米)5月中古住宅販売件数-予想は555万戸 参考となる4月実績は、前月比+1.7%、年率換算で545万戸。
市場予想の540万戸程度を上回った。
販売価格の中央値は前年比+6.3%で住宅価格は堅調に推移している。
5月については、4月に増加した反動でやや減少する可能性は否定できないが、予想通りならば、中古住宅市況はまずまず好調であると判断される。
■23日(木)午後11時発表予定 ○(米)5月新築住宅販売件数-予想は56.5万戸 参考となる4月実績は年率換算で61.9万戸となり、市場予想を大幅に上回った。
販売価格の中央値は32.1万ドルで前月比+7.8%の高い伸びを記録した。
5月については、4月に大幅増となった反動が出る可能性があるが、労働市場の改善は新築住宅の需要増につながっているとの見方もあり、販売件数が大幅に減少するとの見方は少ない。
市場予想は妥当な水準か。
■24日(金)午後9時30分発表予定 ○(米)5月耐久財受注-予想は前月比-0.8% 参考となる4月実績では、輸送機器の需要増加によって前月比+3.4%となり、市場予想の+0.5%を大幅に上回った。
ただし、機械需要の低迷によって民間設備投資の先行指標となる非国防資本財(航空機を除く)の受注は、前月比-0.6%で予想に反して減少した。
5月については、全体では4月に増加した反動で減少が予想されているが、非国防資本財(航空機を除く)の受注はやや増加する可能性がある。
その他の主な経済指標の発表予定は、20日(月):(日)5月貿易収支、23日(木):(米)6月マークイット製造業PMI、(米)5月景気先行指数。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます