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抵抗レンジ上限を意識してくるか

発行済 2016-08-10 08:37
更新済 2016-08-10 09:00
抵抗レンジ上限を意識してくるか
[本日の想定レンジ]
 9日のNY市場は上昇。
欧州市場が全面高となった流れを受けて買いが先行。
6月卸売在庫が予想を上振れ緩やかに上昇したものの、原油相場の下落を受けて上げ幅を縮小し、その後は上値の重い展開となった。
ダウ平均は3.76ドル高の18533.05、ナスダックは12.34ポイント高の5225.48。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の16680円。


 シカゴ先物にさや寄せする格好から利食い優勢となろうが、日銀のETF買入れへの思惑から底堅さが意識されやすいであろう。
昨日の上昇でパラボリックは16700円処に位置していたSAR値にタッチしており、陽転シグナルを発生させている。
また、MACDはシグナルとのクロスにより、陽転シグナルを発生させている。

 価格帯別出来高の膨らんでいる16600-16800円のレンジに入っており、強弱感が対立しやすいところである。
ただし、この水準を明確に上放れてくることができると、19000円辺りまでは出来高の抵抗は小さい。
こう着のなか、レンジ上限を意識してくるかが注目される。
16650-16850円のレンジを想定。


[予想レンジ]

上限 16850円−下限 16650円

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