本日のマザーズ指数は7日続伸となった。 市場全体の関心が強かった米中首脳会談において、条件付きで米国が中国への追加関税を90日間猶予すると決め、貿易戦争の激化をひとまず回避した格好となった。
これを好感する流れから、本日は主力市場及び新興市場では揃って買いが先行する展開に。
その後も中国などのアジア株高も追い風となって、終日強い値動きが続いた。
なお、マザーズ指数は7日続伸、売買代金は概算で911.66億円。
騰落数は、値上がり171銘柄、値下がり83銘柄、変わらず11銘柄となった。
個別では、三菱UFJ銀行との間でコミットメントライン契約締結したと発表し、上場来高値を更新したサンバイオ (T:4592)がマザーズ売買代金トップにランクイン。
また、オイシックス (T:3182)が13％超の上昇、前週末に12％安となっていたALBERT (T:3906)も買い戻しの動きが強まった。
シリコンスタ (T:3907)は、ポストエフェクトミドルウェア「YEBIS3（エビス3）」が、任天堂 (T:7974)が販売するNintendo Switch向けゲームソフト「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ」と「ポケットモンスター Let's Go! イーブイ」に採用されたと発表し後場に急伸。
その他、イーソル (T:4420)やアクリート (T:4395)など直近IPO銘柄の一角にも物色が見られた。
一方、RPA (T:6572)、エクストリーム (T:6033)、ロコンド (T:3558)、アクトコール (T:6064)などが売りに押される展開に。