40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米利下げ検討は慎重要する、消費動向が鍵=ボストン連銀総裁

発行済 2019-10-12 08:30
更新済 2019-10-12 08:30
© Reuters. 米利下げ検討は慎重要する、消費動向が鍵=ボストン連銀総裁

[ワシントン 11日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は11日、連邦準備理事会(FRB)は利下げを検討するにあたり慎重に対処する必要があるとし、消費動向が鍵を握るとの見方を示した。

ローゼングレン総裁はウィスコンシン大学マディソン校で行った講演で「米消費はこれまで底堅く推移してきたが、今後も底堅さが継続するかは保証されていない」とし、「政策担当者は慎重に対応し、入手されるデータを評価した上で追加措置を決定する必要がある」と指摘。トランプ米政権が進める貿易戦争のほか、世界経済の減速の影響を消費支出が今後も相殺し続けることができるかが焦点となるとの考えを示した。

その上で、通商問題などに起因する向かい風にもかかわらず米国の第2・四半期の経済成長率は推計される長期的なトレンドを上回っていたとし、多くのエコノミストは米経済成長率は潜在力近辺で推移するとの見方を変えていないと指摘。「自分自身の経済見通しに基づくと、追加利下げは必要ない」とした。

© Reuters. 米利下げ検討は慎重要する、消費動向が鍵=ボストン連銀総裁

リスクが顕在化し経済成長が潜在力を下回る水準に顕著に減速した場合、積極的な利下げを支持する用意はあるとしながらも、米経済は関税の引き上げや輸出減のほか、企業投資の減退などにもかかわらず自身の予想どおりに推移しているとし、FRBが今年これまでに実施した2回の利下げは「向こう数四半期にわたり景気刺激となる公算が大きい」と述べた。

FRBは7月と9月にそれぞれ25ベーシスポイント(bp)の利下げを決定。市場ではFRBは今月末の連邦公開市場委員会(FOMC)でも25bpの追加利下げを決定するとの見方が出ている。

ローゼングレン総裁は7月と9月の利下げの双方に反対票を投じた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます