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米就業者数が9年半ぶり減 失業率も大幅悪化、景気後退に現実味

発行済 2020-04-04 07:33
更新済 2020-04-03 23:06

 【ワシントン=塩原永久】米労働省が3日発表した3月の雇用統計(速報、季節調整済み)は、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が前月から70万1千人減った。減少に転じたのは9年半ぶり。失業率も4・4%と前月から0・9ポイント悪化し、いずれも市場予想よりも大幅に悪化した。新型コロナウイルス感染拡大の悪影響で、米国が景気後退入りする公算が大きくなったことが裏付けられた。

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