中国政府は3日、全世界で正式運用を始めた独自の衛星利用測位システム(GPS)「北斗」の精度について最近1週間の実測値を平均した結果「誤差2~3メートルで、公表している目安よりさらに良い」と発表した。中国は北斗の精度の目安を誤差10メートルと紹介している。軍事目的にも利用できるため、激しく対立する米国が警戒をより強めそうだ。
中国政府は3日、全世界で正式運用を始めた独自の衛星利用測位システム(GPS)「北斗」の精度について最近1週間の実測値を平均した結果「誤差2~3メートルで、公表している目安よりさらに良い」と発表した。中国は北斗の精度の目安を誤差10メートルと紹介している。軍事目的にも利用できるため、激しく対立する米国が警戒をより強めそうだ。