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【論風】中印 2大人口大国の軋轢 米中“代理戦争”の側面も

発行済 2020-09-17 14:00
更新済 2020-09-17 05:35
【論風】中印 2大人口大国の軋轢 米中“代理戦争”の側面も

 中国とインドの国境地域での緊張が激化している。両国の衝突には領土問題が関わっており、1962年には中印国境紛争が起きている。この紛争は中国の圧勝だった。それ以来、紛争は起こっていなかったが、2020年に再び両国の軍事衝突が起こったのだ。これによりインド側は20人の死者を出したと発表しているが、中国側は未発表のままである。交戦では銃は使われず、棒や石が使用されたという。現在、インドは中国製品の規制を強めていることもあり、関係はかなり悪化してきている。中国はインドと対立の絶えないパキスタンを支持していることもあり、問題は急速に複雑化してきている。

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