[11日 ロイター] - 米金融市場では、米連邦準備理事会(FRB)が2023年後半までに利上げに踏み切るとの見方が強まっており、ユーロドル金利先物は23年9月限が1回以上の利上げを織り込んでいる。
ソシエテ・ジェネラル(ロンドン)のストラテジスト、ケネス・ブルー氏は「市場が23年後半までの利上げを織り込んでいることは間違いないが、まだずっと先のことで、雇用の減少が1月以降も続くようであれば見方も変わってくるだろう」と述べた。
昨年12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比14万人減少し、8カ月ぶりに悪化に転じた。連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は8日、新型コロナウイルスワクチンの普及に加え、バイデン新政権下で大規模な財政出動が期待されることから、米経済は今年「目覚ましい」年になるとの見方を示した。
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