[14日 ロイター] - 米金融大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)が14日に発表した第3・四半期(9月30日まで)決算は約60%の増益となった。貸倒引当金の戻し入れと経費削減が貢献した。
純利益は51億2000万ドル(1株当たり1.17ドル)と、前年同期の32億2000万ドル(同0.70ドル)から増加。貸倒引当金を17億ドル戻し入れたことで押し上げられた。
リフィニティブの試算によると、一時項目を除く1株利益は1.22ドル。市場予想は0.99ドルだった。
総収入は2%減の188億ドル。
非金利費用は133億ドルと、前年同期の152億3000万ドルから減少。非人件費用は20億ドル(30%)減少した。