[ワシントン 15日 ロイター] - 米ホワイトハウスは15日、気候変動が米国民および経済に及ぼすリスクに対応する措置に関する報告書を発表した。
報告書は、バイデン大統領が5月に気候リスク戦略策定を指示したことに対応して作成された。
報告書によると、政権は年度予算に連邦政府の気候リスク関連エクスポージャーの評価を盛り込む。政府機関も融資などのプログラムの基準を改善し、気候関連の金融リスクへの対応を高めるとしている。
マッカーシー大統領補佐官(気候変動対策担当)は記者団との電話会見で「気候変動が米経済や労働者、家族、年金生活者に及ぼすシステミックな脅威に対応する取り組みに不可欠な最初のステップだ」と述べた。