[13日 ロイター] - ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁は、現時点では今年3回の利上げを支持しており、3月の開始を想定しているとした上で、インフレが悪化すれば、それを超える利上げを支持することになると表明した。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで述べた。
ハーカー氏は、インフレ率を押し上げている供給網の問題については、米連邦準備理事会(FRB)には対応する手段がほとんどないが、需要の一部を鈍化させるために行動すべきだと語った。
アトランタ地区連銀のボスティック総裁も、今年は少なくとも3回の利上げを行う必要があり、初回の利上げは3月にも実施される可能性があるとの見方を示している。
ハーカー、ボスティックの両氏は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権はない。