[フランクフルト 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は20日、欧州の一部で不動産バブルが発生しており、銀行規制当局が融資の抑制と市場の沈静化を迫られる可能性があると述べた。
新型コロナウイルスの流行に伴う景気低迷にもかかわらず、不動産市場が急拡大しているという。
副総裁は金融会議で「一部の住宅市場で過大評価がますます広がっており、われわれの懸念要因になっている」と発言。
「銀行業界で再びマクロプルーデンス政策を導入する可能性を考え始めなければならない」と述べた。