[北京 24日 ロイター] - 中国外務省は24日、先週の日米首脳会談で両首脳が「根拠のない」中国批判を展開したとして、両国に厳重に抗議したと表明した。
岸田文雄首相とバイデン米大統領は21日、テレビ電話形式で会談し、中国や、北朝鮮のミサイル発射、ロシアによるウクライナ侵攻の可能性など経済および国家安全保障上の差し迫った問題に関する協力を強化することで合意した。
外務省の趙立堅報道官は会見で「米国と日本は再び根拠なく中国を中傷、批判し、気まぐれに中国の内政問題に介入した。両国は冷戦感情をひきずり、イデオロギー的敵意をあおっている」と述べた。