[北京 28日 ロイター] - 中国財政省のデータによると、昨年の土地売却による収入は8兆7000億元(1兆4000億ドル)と前年比3.5%の増加にとどまった。
2020年の15.9%増、19年の11.4%増から急減速した。昨年1─11月は前年同期比3.8%増だった。
フィッチ・レーティングスは今週のレポートで、主要都市では国有不動産開発会社が引き続き中心的な役割を果たす可能性があるとした。「資金調達状況がまだ十分に回復していないため、民間不動産会社の取得は、特に22年前半は控えめな水準になる」との見方を示した。
「新築住宅の販売不振も不動産会社の土地補充を圧迫する」とし「22年に全国の住宅用不動産販売額が10─15%減少する」と予想した。