[6日 ロイター] - ロシア連邦統計局(ロススタット)が6日に発表した4月29日時点のインフレ率は、前週比0.21%と1週間前の0.25%から鈍化し、3月上旬の2.22%を大幅に下回った。
一方、前年比では17.73%と1週間前の17.70%から加速。2002年以来の高水準となった。西側諸国の制裁や通貨ルーブルの不安定化、物流の混乱などが要因という。
ロシア中央銀行は先週29日、政策金利を17%から14%に引き下げた。経済の縮小と物価高騰に見舞われる中、年内に追加利下げする余地があるとの認識を示した。