[23日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が23日、議会上院で再任が承認されたことを受け正式に就任し、2期目の期間4年の任期を開始した。
上院は今月12日、パウエル議長の再任を賛成80、反対19で承認。米国のインフレ率が約40年ぶりの高水準に達する中、2期目はインフレ対応の手腕が問われる。
この日は、ブレイナード理事が副議長に就任したほか、エコノミストでデビッドソン大学教授のフィリップ・ジェファーソン氏と、ミシガン州立大学のリサ・クック教授(経済学)がそれぞれFRB理事に就任。
これにより6月14─15日の連邦公開市場委員会(FOMC)前に、定員7人のFRB理事ポストのうち6人が埋まった。