[キーウ(キエフ) 24日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領の経済顧問を務めるオレグ・ウステンコ氏は24日、凍結されたロシア資産を担保にした債券発行を模索していることを明らかにした。経済・インフラの再建資金に充当する。
同氏は、凍結された、あるいは凍結される予定のロシア資産のバスケットを債券の担保として使用できる可能性があると指摘。この計画が採用された場合、「資産バスケットの価値に対し特別な債権証書が発行され、国際金融市場で販売される」とした。
ウステンコ氏によると、ロシア中央銀行の資産3500億ドルと、主要7カ国(G7)が凍結したとされるロシア高官らの個人資産1500億ドル相当を視野に入れているという。