［北京 ２６日 ロイター］ - 中国人民銀行（中央銀行）は２６日、小規模事業者への融資を促進し、金融機関の貸し出し意欲を高めると表明した。
国内銀行に対し、新型コロナウイルス流行で打撃を受けた地域や業種のほか、中部・西部地域への融資を優先するよう要請した。
多くのアナリストは、政府がゼロコロナ政策を緩和する兆しが見えないと指摘。第２・四半期の中国経済がマイナス成長になると予想している。
人民銀行は「新型コロナ流行で影響を受けた一部の産業・企業の問題が増している」とした上で、金融機関の小規模事業者向けの貸し出し意欲と能力を高め、資金調達コストを下げて景気と雇用を安定させる方針を示した。
「フォールトトレランスとリスク緩和のシステムを改善し、融資に対する自信を強めるべきだ」としている。
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