[ロンドン/ニューヨーク 15日 ロイター] - 仮想通貨ビットコインが15日の取引で18カ月ぶり安値を更新した。他の仮想通貨も値下がりしている。最近の下落に歯止めがかかる兆しは見えない。
ビットコインは一時7.8%安の2万0079.72ドルと、2020年12月以来の安値を更新。先週末から約28%、年初から50%以上値下がりしている。昨年11月の最高値6万9000ドルからは約70%下落している。直近では3.4%安の2万1336ドルに値を戻した。
米仮想通貨融資サービスのセルシウスが今週、出金や送金を停止したことが背景。米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げ観測もリスク資産を圧迫する要因となっている。
イーサも一時、2021年1月以来の安値となる1013ドルに下落。直近では8.1%安の1108ドルで推移している。