40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米鉱工業生産、7月の製造業は0.7%上昇

発行済 2022-08-16 23:41
更新済 2022-08-17 01:54
© Reuters. 米連邦準備理事会(FRB)が16日発表した7月の鉱工業生産指数は製造業が前月から0.7%上がり、上昇率は市場予想の0.2%より大きかった。提供画像(2022年 ロイター)

[ワシントン 16日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が16日発表した7月の鉱工業生産指数は製造業が前月から0.7%上がり、上昇率は市場予想の0.2%より大きかった。自動車・部品などが伸びたのが全体を押し上げ、景況感が悪化しているにもかかわらず製造業の底堅さを示した。6月は0.4%低下していた。

7月の前年同月比は3.2%上昇した。

米国経済の11.9%を占める製造業は、消費者の支出がサービスに徐々に回帰している中でも、商品(モノ)の旺盛な需要に引き続き支えられている。しかし、衣料品を中心に小売企業が過剰在庫を抱えているなどリスクが高まっている。

自動車・部品は前月比6.6%と急上昇した。自動車を除いた製造業は0.3%上がった。耐久財が3.5%上昇した一方、非耐久消費財は0.3%低下した。

鉱業の生産指数は0.7%上昇し、石油・ガス採掘が引き続き下支えした。電力・ガスは0.8%低下した。

製造業と鉱業の生産指数が上昇したことで、全体の鉱工業生産指数は0.6%上昇した。6月は横ばいだった。

製造業の設備稼働率は前月から0.5%ポイント上昇の79.8%となり、長期平均を1.6%ポイント上回った。

設備稼働率は企業が持っている設備をどれだけ活用できているかを示す指標で、鉱工業全体では80.3%と6月の79.9%から上昇した。7月の設備稼働率は、1972―2021年の平均を0.7%ポイント上回った。

ムーディーズ・アナリティックスのシニアエコノミスト、ライアン・スウィート氏は「リセッション(景気後退)は通常は信頼の喪失を意味し、製造業者のセンチメント悪化として表れる」と指摘。ただ「製造業者が何を言うかよりも、何をするかが重要だ」とし、「今のところ、製造業者は景気が後退に向かっているかのように行動はしていない」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます