40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

マレーシア中銀、3会合連続利上げ インフレ抑制狙う

発行済 2022-09-08 16:59
更新済 2022-09-08 18:27
© Reuters.  9月8日、マレーシア国立銀行(中央銀行)は、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ2.50%とした。写真は2013年1月、クアラルンプールで撮影(2022年 ロ

[クアラルンプール 8日 ロイター] - マレーシア国立銀行(中央銀行)は8日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ2.50%とした。3会合連続の利上げとなった。インフレ抑制が狙い。

ロイター調査ではエコノミスト20人中19人が25bpの利上げを予想していた。

3会合連続の利上げは2010年以来。エコノミストは次回11月会合でも利上げが行われると予想している。

中銀は声明で、国境再開に伴う投資活動や観光業の回復、労働市場の改善など、経済指標は成長の継続を示していると指摘した。

「(中銀の金融政策委員会は)あらかじめ経路を設定せず、状況の進展や、国内のインフレ・成長見通しへの影響を引き続き評価する」とした。

2022年の平均コアインフレ率は2─3%の予想レンジの上限に近づくとの見方を示した。総合インフレ率は7─9月期がピークとなり、その後は緩やかになるとした。

© Reuters.  9月8日、マレーシア国立銀行(中央銀行)は、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ2.50%とした。写真は2013年1月、クアラルンプールで撮影(2022年 ロイター/Bazuki Muhammad)

マレーシアの成長率は第2・四半期に8.9%と1年ぶりの大きさとなった。しかし世界経済は成長鈍化が予想され、中銀は下半期の成長ペースがより緩やかになるとしている。

その一方で、世界の金融・為替市場の値動きが激しくなっているが、マレーシアの成長を阻害することはないとの認識を示した。

キャピタル・エコノミクスはリポートで、最近の商品価格の下落や世界的な需要低下にもかかわらず、マレーシア経済は一段の利上げを吸収するのに十分な状況にあると指摘した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます